龍城美刀会
斉藤武男氏をしのんで



五十才を期に仕事のケジメとして(???)、本を発行するにあたって、小生の心の恩師、斉藤武男師が、小生が十八歳の時、刀剣と斉藤氏に出会い、人生の生き方・刀剣のイロハを伝授(生き方の方が多いかな)されました。斉藤氏は研ぎ師でも有り、柄巻き師・鞘師・塗り師・金具師でも有り、鎧も修理した人である。又、岡崎城の刀を管理し、本当に刀剣をこよなく愛した人で、エピソードでは、仏壇を売ってでも刀を買った人である。エピソードは、まだ色々有りますが、この一ページでは語る事は出来ません。
師は、色々な物を修理するにあたって(小道具兎目貫)、各本を読み色々な人や物と出会い、落書きをし、刀剣類を修復した人で、昭和三十五年十一月九日、再版発行の刀剣要覧(飯村嘉章)の全国著名、刀剣美術商及び、著名朝憲研師に記載されている。
師の落書き帳や色々な書類・本を整理し、この本を発行、一人でも愛刀家が増え、三河の刀工のことを理解し、刀鍛治・方言と岡崎を理解し、時代時代に製作された刀は無名偽名にしろ、昭和刀(軍刀)現代刀にも、各目的によって、一生懸命に作られた。日本の文化・刀剣類をこよなく愛して欲しい。

村田屋十代目 加藤 榮助



斉藤武男氏をしのんで(小)

斉藤武男氏をしのんで(大)



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